まずは、かかりつけ薬局を決めましょう！
地元で１つ、あなたの飲んでいる薬について、一番理解している薬局を決めておくことをおススメします。
その中で、かかりつけ薬剤師を選びましょう！
複数の医療機関（病院やクリニック）を受診し、いろいろな薬をもらっている方は、特に、薬の飲み合わせに気をつける必要があります。同じような薬が重なって処方されていたり、一緒に飲むと効きめが強くなる薬が処方されていたりすると、副作用の危険があります。市販薬（一般用医薬品）や、健康食品、サプリメントなどとの飲み合わせにも注意が必要な場合があります。
こんな時も、普段から薬や健康のことを気軽に相談できる「かかりつけ薬剤師」がいれば安心です。 かかりつけ薬剤師は、あなたの薬や健康の情報を把握し、治療や健康をサポートします。 かかりつけ薬局の中で、是非、あなたが信頼できる「かかりつけ薬剤師」を１人選んでください。
薬の専門家が身近にいるから安全・安心に薬を使用できる
あなたが使用している処方薬や市販薬、健康食品、サプリメントや、あなたの生活様式などのすべての情報を、あなたのかかりつけ薬剤師が把握し、薬の飲み合わせや重複の他、薬が効いているか、副作用がないか、飲み忘れがないか、飲みにくくないかなどを継続的に確認し服薬のサポートをします。
時間外にも薬の相談ができ、在宅医療もサポートしてもらえる
休日や夜間、薬局の開局時間外も、薬の使い方や副作用、薬に関する相談などに応じています。 また、高齢になり一人で外出が難しくなった場合は、かかりつけ薬剤師がご自宅を訪問し、薬の説明をしたり、服薬できているか確認したり、残薬（手元に残っている薬）の確認をしたりできます。お気軽にご相談ください。
在宅医療チームのサポートを受けられる
処方内容を確認し、必要に応じて医師への問い合わせや提案を行います。薬を渡した後も患者様の状態を見守り、その様子を処方医に報告したり、残薬の確認を行います。薬だけでなく、広く健康に関する相談にも応じ、場合によっては医療機関への受診をお勧めすることもあります。また、地域の医療介護チームと連携し、患者様を支えられる関係を日頃からつくっています。
かかりつけ薬剤師を持つための手続き
かかりつけ薬剤師は、患者様１名に対して１名です。
国が定める一定の要件をクリアした経験豊富な薬剤師の中から１名ご指名ください。
説明を受けて同意書にサインすれば、次回からご指名のかかりつけ薬剤師があなたを担当することになります。
負担金額について
通常の会計の中の「薬剤服用歴管理指導料」が「かかりつけ薬剤師指導料」に代わることで、１割負担患者で20円または30円程度、負担が増えます。（３割負担患者で60円または100円程度）
- 基本的に毎回かかりつけ薬剤師が対応しますが、状況により対応できない場合は、通常通りの会計となります。
- お申し出いただければ、かかりつけ薬剤師の変更も可能です。
「かかりつけ薬剤師」のご用命やご質問等、 ご気軽にお声がけください。